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Cafe 花音(かのん)古谷 千鶴子(ちづこ)さん

Cafe 花音(かのん)古谷 千鶴子さん
 
館山市街から南房総市の白浜へ抜ける県道86号線沿いに2019年古民家を改装したカフェ花音が誕生しました。こちらのカフェは家庭料理のランチメニューが好評で、その中も牛すじカレーが名物となっています。今回はCafe花音のオーナー「古谷 千鶴子」さんにお話を伺いました。
 
■はじめにご出身と自己紹介をお願いします。
出身は南房総市の白浜町で現在は館山市で暮らしています。
最初は証券会社に勤務し、その後飲食店を2年ほど経験してから、不動産の仕事を20年位経験しました。
定年を迎え、退職後に第二の人生でカフェをやってみたいと思うようになり現在に至ります。
 

【左:オーナーの古谷 千鶴子さん】 【右:花音の店舗。ピンクの古民家が印象的です】
古谷 千鶴子さんの画像 カフェカノンの店舗外観

 

【左:店舗は館山市街から白浜へ抜ける県道86号線沿い】 【右:Cafe花音の店舗】
県道86号線ののぼり画像 カフェカノンの店舗外観

 
■この店舗はかなり歴史のある建物のようですが、どのような建物なのでしょうか。
この建物は大正時代までは銀行だったそうです。その後「和風カフェ」として数年営業していたのですが、私が不動産会社に勤務している時に売却の相談があり、その後所有者が変わり空いている状態でした。元銀行であったことから店内には今でも大きな金庫が残っています。また、このカウンターも当時の造りのままとなっていて一枚板で贅沢に作ってあります。この金庫は長い間開ける事が出来なくて困っていたところ、「和風カフェ」時代のお客様がテレビ局に電話をしてくださり金庫を開けたそうです。実際に開けてみると、大量の一銭玉と時効の借用書が出てきただけで、ほとんど価値はなかったそうです。
 

【左:店内にある大きな金庫】 【右:店内にはシャンデリア、木製の柱時計、木製の電話機があります】
県道86号線ののぼり画像 カフェカノンの店舗外観

 
■開業前に何か準備などはされましたか、また、開業してから困った事などはありましたか、
準備などはほとんどやっていません(笑い)。息子が建築関係の仕事なので、店舗の改装を頼んだくらいでしょうか。
飲食店はほとんど経験がないので、カレーや生姜焼きなど盛り付けや調理に時間が掛からないメニュー構成としました。仕込みには時間を掛けてもお客様をお待たせしないようにしています。
 
開業してからも、息子達のお嫁さんや、妹や友達が協力くれるのでとても助かっています。
樹木希林さんの言葉に「おごらず、他人と比べず面白がって生きればいい」この言葉のように楽しんで生きていければいいと思います。
 
■開業してから心がけていることは何でしょう。
飲食店なので衛生面には特に注意しています。また、整理整頓、掃除にも気を配っています。
そして、お客様に喜んでいただけるよう心がけています。
 
■人気のあるメニューを教えてください。
現在ランチは「A.牛すじカレー」「B.豚肉のオニオンジンジャー」「C.さんが焼き定食」の3種類ですが、どれが人気かというと、その日によって違うので決まっていません。
 

【左:丁寧に仕込んだ牛すじカレー。牛すじの旨味が凝縮されたカレー】 【右:生姜の香りにじっくりと炒めた玉ねぎの旨味をプラス】
牛すじカレーの画像 豚肉のオニオンジンジャー

 

【左:房州の郷土料理「さんが焼き」の定食】 【右:濃厚なデミグラスソースの煮込みハンバーグ】
さんが焼き定食の画像 煮込みハンバーグの画像

 
お客様には「どの料理もおいしいよ!」とお褒めいただいております。
「牛すじカレー」は牛すじの仕込に時間をかけ丁寧に仕込んでいます。
「豚肉のオニオンジンジャー(生姜焼き)」はタマネギを念入りに炒めてソースのようにして上に乗せています。
房州の郷土料理「さんが焼き定食」は遠くから食べに来てくださる方もいらっしゃいます。
季節が変わるとC定食は煮込み料理(ハンバーグ・ロールキャベツ/他)に変わります。
ドリンクやスイーツでは「自家製赤しそジュース」、「いちごスムージー」(南房総産・期間限定)や「天然海藻のところてん」が人気です。

 
【左:南房総産イチゴを使ったイチゴスムージー】 【右:鮮やかの彩りの自家製梅赤紫蘇ジュース】
イチゴスムージーの画像 梅赤紫蘇ジュースの画像

 
【左:天然海藻のところてん。酢醤油ときな粉があります】 【右:Cafe 花音のメニュー】
天然海藻のところてんの画像 Cafe 花音のメニューの画像

 
■古谷さんが考える南房総の魅力とは何でしょう。
 
私は生まれてからずっと南房総で暮らしているので、本当の魅力に気が付いていないのかもしれません。不動産会社に勤務していた頃は、移住される方の理由のほとんどが、海がある、里山がある、自然が残されている、寒暖差が少ないなどでしたが、これらは私の中では当たり前のこととなっていて特に意識したことはありませんでした。
 
私自身の意見としては、『のどかで住みやすい』ということでしょうか。都会でもなく、それほど田舎でもなく暮らし易いところが気に入っています。そして住人がやさしく気さくです。
ただ、仕事が少ないので若い人が定着しづらいというのが課題だと思っています。
 
■南房総へ移住を検討されている方や起業を検討されている方へ向けてアドバイスなどがあればお願いします。
ご近所と仲良くなると色々と協力してもらえる機会も多くなります。地域のイベントや団体などに参加してみてはどうでしょうか。
白浜町では白浜地域づくり協議会「きらり」が有名です。
 


 
【名称】カフェ花音
【住所】〒295-0103 千葉県南房総市白浜町滝口1306
【電話】090-1118-4019
【定休日】月曜・火曜
【営業時間】11:30~16:30
 
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