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株式会社ショップフィールド 柴田 幸宣(しばたゆきのぶ)さん

辺り一面田園と農業用ビニールハウスが広がり農業が盛んな南房総市三芳地区。この中のビニールハウスを借り薬草や植物の通信販売を行う柴田幸宣さんは、2015年に東京の世田谷区から南房総市平久里下に移住しました。今回は柴田さんの移住直後の様子や農作業についてお話を伺いました。
 
■ご出身、経歴を教えてください
 
出身は東京の世田谷区です。大学を卒業してから30歳までは金融・証券業界、30歳~40歳は外資系の法人営業を行い主に新規事業の立ち上げに携わっていました。40歳からネット通販の会社を起業。当初は美容関係の商品やサプリメントを販売していましたが、植物の苗などを販売するようになり2016年に南房総市に移住しました。

 
<柴田さん・奥様・愛犬チビ>
 
柴田幸宣さんと愛犬チビの画像 柴田幸宣さん・奥様・愛犬チビの画像

 
■南房総市へ移住しようと思ったきっかけは
 
田舎暮らしにあこがれていたこと、釣りが好き、苗を栽培するための土地が必要などの理由から移住することに決めました。移住先として西伊豆や茨城方面も検討しましたが、海、山があり東京に近い、農地が多いことが南房総市に決めた理由です。
 
■移住前後で南房総市へのイメージは変わりましたか。
 
ほぼ望んでいた田舎暮らしのイメージ通りで満足していますが、少し困ったのは以下三つです。
・土が粘土質なので土壌改良が必要(米作りには向いている)
・イノシシが多い(私はほとんど被害を受けていません)
・平久里は結構寒い
 
■現在の業務内容を教えてください
 
薬草の苗、野菜、果物の苗や作物の通信販売を行っています。楽天、アマゾン、ヤフーや自社サイトで販売します。最近はビーツ、落花生(おおまさり)、ほうずき、いちご、畑で栽培できる山葵などが人気です。
 

 
<左:この溜池の水を利用するので費用は電気代のみ   右:1月は珍しいいちごやビーツを栽培しています>
 
パソコンとプリンターの画像 農業用ハウスの画像

 

 
<赤色が鮮やかなビーツ。甘みがあり美味しい野菜です。>
 
ビーツの収穫の様子 ビーツの内部の画像

 
■移住してから開業までの間に苦労したことなどを教えてください。
 
元々通信販売の仕組みが出来上がっていたので苦労はしていません。通信販売は店舗が不要なので初期投資の負担が軽いというメリットがあります。東京でも苗を販売していましたが、庭が狭く室内で育てるのにも限界があります。作れば作っただけ売れる作物もあるので、土地が広い南房総市へ移住したメリットは大きいです。
 
<店舗は無くても大丈夫。パソコンと農地があれば開業できます>
 
パソコンとプリンターの画像 農業用ハウスの画像
 
■柴田さんが考える南房総市の魅力について教えてくだい
 
こんな事言っていいのかどうか分かりませんが、少し寂れているところが魅力だと思います。土地が非常に安いので農業に向いています。都会で自分の家を建てるとなると家のために一生働かなくてはならなかったりしますが、こちらではその分の費用を他の事に使えます。
もちろん、自然が豊富、海や山が近い、都会から近いというのも魅力です。
 
■柴田さんは「NPO法人南房総ビジネス協議会」の代表理事を務めていらっしゃいますが、こちらの組織について教えてください。
 
インターネットによる通信販売を行いたい方のサポート、南房総のビジネスを活性化、若年層の地域定着などを目的として会を立ち上げました。毎月第三金曜日の夜に集まって名刺交換を行い南房総のビジネスを語り合う会です。
会費は食事、飲み物付きで1,000円(食事をされない方は無料)。
興味のある方、参加をお待ちしております。
【facebook】南房総ビジネス協議会
 
■これからやってみたいことなどがありましたら教えてください。
 
人気のある作物は作れば作るほど売れます。しかし人気が出てくると競争が激しくなり売れ行きが鈍くなります。そんな訳で一年に1個は柱になるような作物を考えるようにしています。
 

株式会社ショップフィールド

 
【住所】〒299-2206 千葉県南房総市平久里下30-5
【電話番号】0470-28-4341
【Webサイト】ショップフィールド