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アートホテル「オアシス和田浦」鈴木 知子さん

和田漁港がある南房総市和田町は、古くから捕鯨基地として栄え、鯨料理、花弁栽培が盛んな地域です。また、環境省の「快水浴場百選」に選出された和田浦海水浴場は、白砂青松の海岸線が続き、海水浴やサーフィンに多くの観光客が訪れます。今回は2019年夏、和田浦海岸前でアートホテル「オアシス和田浦」を開業された「合同会社KAYABUKI」の代表である鈴木知子さんにお話をうかがいました。
 

【鈴木知子さん】

鈴木知子さん

【オアシス和田浦の看板(現在作成中です)】

オアシス和田浦の看板(現在作成中です)

 
■ご出身と経歴を教えてください。
生まれは福岡県久留米市で中学から高校は滋賀県彦根市で暮らし、清泉女子大学英米文学科入学のため上京しました。
大学卒業後は、アートデイーラーやゴルフ場に社長秘書として勤務、マレーシア、シンガポールなど、新しいゴルフ場の立ち上げやインテリアの仕事に従事しました。
 
ゴルフ場退職後は、Airbnbのスーパーホスト、美術商、不動産関連などの仕事に就き、東南アジア各国、中国、ヨーロッパなど世界各国を回り、美術関連イベント開催や美術商品の売買などに携わりました。
 
イギリスのマーク・ボイル著書『ぼくはお金を使わずに生きることにした』という本に出合ったことで茅葺き屋根の古民家に興味を持つようになり、伊勢神宮、出雲神社、青森城、金閣寺など、キャンピングカーに愛犬を乗せ日本全国の茅葺屋根巡りをするようになりました。これがきっかけとなり2018年、東京都大田区の古民家を改装し民泊として「オアシス南雪谷」を開業、2019年には南房総市和田町にアートホテル「オアシス和田浦」を開業しました。
 
■南房総市で開業しようと思った理由を教えてください。また、他に検討した地域がありましたら、合わせてお願いします。
私は、旅行が好きで、海外旅行も多かったので大田区の「オアシス南雪谷」には世界各国の方が宿泊されます。海が遠い国からいらっしゃる方は「海が見たい」というという方が多く、これがヒントとなり海が近く景色のよい場所で開業したいと思うようになりました。
 
以前に千葉県の茅葺屋根の古民家に宿泊したことがあり、田畑ではトマト、ナス、キュウリなどの朝採れ野菜、生みたての卵、手作り味噌の味噌汁など、素朴だけれど美味しいご飯や田植えや稲刈りの体験が印象に残っていました。
 
開業にあたって海の見える地域を色々と検討しましたが、東京から近いけれど自然が残されている、人が少なく渋滞が無い、食材が豊富で温暖などが決め手となり南房総市で開業することに決めました。
 

【景色が綺麗な和田海岸 オアシス和田浦から歩いて1分です】
和田浦海水浴場 左側
和田浦海水浴場 右側

 
■この物件はどのようにして探したのでしょうか。
2018年8月に不動産サイトでこの物件を見つけました。内覧に来てみると隣にもう1棟あり、広いので気に入り、2019年3月からリフォームを始めました。
和田浦海水浴場は目の前、鯨料理のぴーまん、道の駅和田浦WA・O!、JR内房線和田浦駅がいずれも徒歩5分以内と絶好の立地条件でしたのでここに決めました。この物件は2棟あり全部で40名ほど宿泊できます。
 

1番人気の部屋 深海のハンモック
海の底にいる気分になれます

2019年国展入賞を果たした
新人画家 松木結衣氏の作品

 

 
■開業までの準備はどうされましたか?
改修には時間とお金がかかり現在も改修中です。トイレが和式だったので、8個すべてをシャワートイレに替えました。看板、ホームページも現在作成中です。
 

【小部屋は1室3名まで宿泊できます】
※シェアルームやマンスリーのご相談可

オアシス和田浦の小部屋

【大部屋は2部屋あります】
 

オアシス和田浦の大部屋

 

 
■現在は東京と南房総市の2地域居住なのですか?
月曜から木曜までは東京に居ることが多く、「オアシス南雪谷」を運営しています。金曜から日曜は「オアシス和田浦」に来て改修を行っています。電車を利用しても和田浦駅まで300mなので不便は感じません。高速バスはとても便利で、新宿、東京、羽田空港、横浜、からJR館山駅、JR鴨川駅に30分間隔で運行されています。
 
南房総は雰囲気がのんびりしていてストレスなく暮らせます。
 
■オアシス和田浦の特色を教えてください。
<海>
目の前の和田浦海水浴場は水質と景色がよく海水浴、サーフィン、釣り客に人気があります。釣り好きのお客様によると「和田浦の海の海底には凹があり、岸からでもルアーで大きなヒラメが釣れる穴場」だそうです。
 
<アート>
アートの仕事に携わっていたので絵画などのアートが多く、これからも揃えていきたいと思います。
 
<屋根付きBBQ>
屋根が付いたBBQ施設があり、雨でもBBQが楽しめます。
 
<周辺観光>
日本にわずか5箇所という捕鯨基地「和田浦港」があり鯨料理店が多いのが特徴です。定番の刺身、竜田揚げの他、房州の郷土料理「クジラのタレ」、「クジラベーコン」「さらしくじら」などの珍味もあります。和田へ来たら是非鯨を味わってみてください。
 
道の駅和田浦WA・O!まで300m鯨料理やおみやげが揃っています。
 
周辺は花弁栽培が盛んで1月から3月は花摘みで賑わいます。いちご狩りも1月から5月のゴールデンウイークまで楽しめます。
 

【雨でもできる屋根付きBBQ施設】

屋根付きBBQ施設

【くじらの親子の絵が完成しました】

鯨の親子の絵

 

【鯨料理の名店「ピーマン」の料理】

屋根付きBBQ施設

【道の駅和田浦WA・O!】

鯨の親子の絵

 
■これからやっていきたいことなどはありますか
「オアシス和田浦」には美容と健康によいと言われる高濃度炭酸水風呂を設置してアートをもっと充実させたいと思っています。
 
現在、東京と南房総に宿泊施設がありますが、もう一つ富士山の近くも宿泊施設を設け、都会、海、山の3拠点とし、これまでの海外滞在経験を生かして外国人観光客のみならず日本の方にも、体験を通して日本の良さを発見する旅のお手伝いをさせていただきたいと思います。
 


 
【会社名】合同会社KAYABUKI
【施設名称】アートホテル オアシス和田浦 
【業務内容】アートホテル
【所在地】〒299-2703 千葉県南房総市和田町仁我浦958-1
【電話】090-3086-8160
【ホームページ】
 
<アートホテル オアシス和田浦 アクセスマップ>